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建築構造委員会

敷地境界と基礎について

2014-02-03
 基礎の設計において、建物が敷地境界線に近接している場合はいろいろと注意が必要である。

 まず、基礎を偏心させなければならないケースがある。
この場合、地反力(杭反力)の割増しを考慮しなければならない。
その計算方法は日本建築学会の旧RC規準に示されているので参照されたい。


 また、愛知県建築基準法関係例規集によると、
「直接基礎の場合、隣地境界線より2.0m以内に設ける基礎について、地耐力算定式において基礎底の深さが
 1.5m未満の場合はDf=0、基礎の深さが1.5m以上の場合はDf=基礎底の深さ-1.5m とする。」
となっている。
建物が敷地境界線に近接している場合、施工上注意する必要もある。
特に杭基礎の場合、重機の関係で境界線からの最小離れ寸法が必要であるため、
事前に調べておかなければならない。

 また、隣地の条件により注意しなければならないことがある。
 
 まず、崖地の場合。敷地が崖の上部にある場合は、建物の位置は境界から離す必要がある。
当然、擁壁の設置も考えられるが、その擁壁の基礎との関係も考慮しなければならない。
敷地が崖の下にある場合は、崖からの土圧の影響を考慮しなければならない。
 
 隣地に建物、工作物、水路等がある場合も、それらの位置、構造等によりその影響もいろいろであるが、
基本的にはこちらの影響が敷地外に働かないようにすること、水路からの影響を的確に把握することが必要である。
 
 その他、いろいろな条件がありますが、周辺の条件には十分な注意が必要である。  
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