
(撮影:多田ユウコ)
乳児専門園から幼児も預かる保育園とするため、園庭に幼児園舎を増築しました。緑にあふれた園舎の魅力を引き継ぐよう、新園舎にも屋上園庭をつくり、緑で立体的につないでいます。屋上の緑は地上からも見えるようにして、植える木は花が咲き実がなる楽しめるものを選びました。また、街並みを彩る道路際の樹木、子ども達に人気のマンサクトンネル、食育畑はできるだけ残すよう計画しています。
室内は、家にいるような安心感を感じつつ、楽しくなる仕掛けや安全に過ごせる工夫を考えました。「あいち認証材」ヒノキを床材、壁・天井の仕上げや家具に使用し、木のぬくもりを五感で感じられるようにしました。2室ある保育室にデンを設け、広い保育室とはまた違う気持ちになれる場所をつくったことで、遊びの幅が広がり、今では子ども達に人気の場所です。場の仕掛けを愉しむ姿を嬉しく思い、子ども達、先生方、地域の方々に愛される園舎であってほしいと願います。
所 在 地:名古屋市北区
設 計 者:吉野純子(吉野純子建築設計室) https://www.yoshino-j-aa.com
丹羽哲矢(静岡文化芸術大学・clublab.) https://www.clublab.net
丹羽倫子(clublab.)
工事施工者:ICMパートナーズ協同組合
建 物 用 途:保育園
構造・階数:RC造・地上2階
建 築 面 積:142.58㎡
延べ床面積:135.07㎡
竣 工:2023年2月
